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大野市シルバー人材センター

 

午後、野田哲生県議らと大野市シルバー人材センターを訪問し、職員さんから同センターが独自に行っている事業についてレクチャーを受ける。

大野市シルバー人材センターは、地域に応援され愛されるシルバー人材センターであるために「人生100年 生涯現役 大野人」を目指して、会員がそれぞれの経験を活かし17の独自事業に取り組んでいる。特に力を入れているのが女性会員を中心とした農業の六次産業化の取り組みで、会員によって生産された農産物を自前の施設で加工・販売している。受け身のイメージがあるシルバー人材センターを、会員自らで活躍の場と事業を作り出していることが評価され、令和3年に内閣府男女共同参画局の「女性のチャレンジ支援賞」を受賞している。

レクチャー終了後、会員が運営する野菜の直売所「ねんりんの里本店」と「ねんりん茶屋のーそん」そして道の駅越前おおの荒島の郷にあるテイクアウト店「ココ・のーそん」を視察させていただいた。いずれの店舗も会員主導で運営されており、応対にあたってくださった方は生き生きと頑張っておられる様子で皆さん輝いていた。

女性が生涯現役を目指して誇りを持って働くことができる大野シルバー人材センターの取り組みは、大野市に元気をもたらしているとともに、女性の活躍が地域を変える先進事例として全国から視察の申し込みが絶えないとのことで、坂井市のシルバー人材センター事業のあり方を考えていく上で大変参考になった。

author:辻ひとし, category:視察, 22:25
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防災航空隊

 

午後、福井空港内にある福井県防災航空事務所を訪問、防災航空隊の活動について事務所長さんや防災航空隊の隊長さんからお話を伺った。

県防災航空隊は平成8年に発足し、防災ヘリコプターのブルーアローによる救助活動や火災防ぎょ活動、災害応急対策活動などを任務としている。広域災害応援活動も行っており、平成23年の東日本大震災や令和元年の台風19号災害で長野県に応援出動している。昨年中の緊急運航件数は115件で、消防機関などと連携しヘリコプターの機動性や特殊性を十分に活かした活動を効果的に行うことができたとのことだった。

災害活動以外では県内の各種防災訓練への参加のほか、海上保安庁との合同訓練や様々な災害を想定した自隊訓練などを行って、県民の安全確保の向上に努めている。今後も防災航空隊の皆さんがより効果的な活動ができるよう、地元自治体としての支援・協力の必要性を痛感した。

author:辻ひとし, category:視察, 20:53
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ドローンを使用したスマート農業

 

あわら市橋屋地区で行われた同市の農業法人によるドローンを使用したリモートセンシング農法の実証実験を視察させていただく。

今回の実証実験は農業用のドローンを使用して、圃場の土壌肥料成分の測定や直播・肥料の散布、更には生育調査も行うというもので、ドローンを使用することによって農作業時間の短縮するとともに、生育のバラツキを可視化して効率の良い追肥を行うことができるとのことだった。

農業の担い手不足が深刻化している中でスマート農業の推進は喫緊の課題ということもあり、今日は県や近隣市の農業関係者のほかマスコミ各社も取材に来ており、この法人今後の取り組みに期待したいと思う。

author:辻ひとし, category:視察, 12:35
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政友会管内視察(三国地区)

 

午前中、政友会の議員4名で三国地区にある施設2ヶ所を視察させていただく。

最初に訪れたのはゲストハウスの「んだこ」で、坂井市民宿リニューアル支援事業を受けて築100年以上の町屋を改造した一棟貸しの宿である。「んだこ」とは三国町安島のみで使われている方言で「我が家」という意味らしい。ゲストハウスの中は、笏谷石の通り土間や囲炉裏によって黒く煤けた壁、大きな梁が交差する吹き抜けなど、歴史と新しさが調和したたたずまいが広がっている。

福井延伸後の北陸新幹線利用者やアフターコロナのインバウンド客などの宿泊需要が見込まれ、増加する観光客の受け入れ施設として期待が持てると思う。

 

次に、施設をリニューアルした三国温泉ゆあぽ〜との休憩施設を中心に見学する。

日本海を一望できる海テラス、また室内には砂浜ビーチやハンモックを新しく整備しており、一年を通してリゾート気分を楽しめるようになっていた。今年は隣接するサンセットビーチの浜茶屋がフルオープンすることもあって、多くの利用客が期待できると思う。

author:辻ひとし, category:視察, 19:34
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管内視察(ゆりの里公園)

 

私が所属している市議会の会派「政友会」の議員4名で春江町の「ゆりの里公園」と隣接する農業用ハウスを視察させていただいた。

ゆりの里公園は遊具などの再整備工事を行っており、今日は整備が完了した鹿モニュメントやすべり台、パイプライントンネル、せせらぎ水路などを担当の職員さんの案内で見学した。今回デイキャンプ場やキッチンコンテナも併設され、今後春江地区の観光拠点として市内外からの来訪者が期待されると思う。

また隣接する農業用ビニールハウスでは、イチゴやシャインマスカットなどの栽培を手掛けており、付加価値の高い果物を安定生産することによって、園芸出荷額や県内流通量の拡大を図っており、今後直売所の売り上げだけでなく、就農者の育成や誘客による地域振興という観点からも期待が持てると思う。

author:辻ひとし, category:視察, 19:56
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会派管内視察(竹田地区)

 

27日に続いて会派の議員4名で管内視察を行う。今日はこのほど坂井市が丸岡町竹田地区の「たけくらべ広場」に設置したキッチンコンテナを見学させていただいた。市内3ヵ所に設置されているもので、竹田地区のほか丸岡スポーツランドと春江町のゆりの里公園に置かれている。

管理は竹田農山村交流センター(ちくちくぼんぼん)が行っており、5月2日から本格的運用を開始するとのことだった。キャンプや観光でここを訪れた家族連れなどに、かき氷や山菜の天ぷらなど自宅から持ち込めないものを提供するとのことで、製氷機やガスフライヤーなどキッチン内部の設備も充実したものだった。

市議会では市が固定式のキッチンコンテナを設置するよりも、民間のキッチンカー事業者に助成した方がいいのではないかという意見も出ていた。とりあえず試行的にスタートした感じではあるが、たけくらべ広場などを訪れた観光客や地域の人々の満足度の向上を図り、それによって賑わい創出の拠点となればいいと思う。

author:辻ひとし, category:視察, 20:55
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会派管内視察(三国町)

 

私が市議会で所属している政友会の議員4名で三国町内の施設を視察させていただいた。初めに一昨日リニューアルオープンしたばかりの出村北前茶屋を訪ねる。一昨日がリニューアルオープン記念式典だったことを考えれば実質今日が営業初日という感じだが、10時の開店直後から次々と人が入ってきた。この地区でも市街地の人口減少に歯止めがかからない状況と聞くが、出村北前茶屋が高齢者の居場所づくりという役割にとどまらず、町なか再生の起爆剤になるよう応援してしてきたいと思う。

 

続いて、このほど東尋坊観光交流センターにオープンしたワーケーション施設を視察する。コロナ禍の中、テレワークやワーケーションの推進は地方創生の手段として有効だと思う。私も議会の代表質問などで指摘させていただいたところだが、従来にない目的で東尋坊に来ていただくことは東尋坊エリアのみならず周辺の観光・宿泊の促進にもつながると考える。

今日視察した東尋坊ワークステーションは、設備も充実しており既に1社が入居していた。5月後半からさらに1社が入る予定であるとのことで、今後首都圏などの事業者が坂井市を活動拠点とするきっかけになることが期待される。

author:辻ひとし, category:視察, 17:38
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管内視察(春江町)

 

雨は上がり午後からは日が差し込んできた。サラリーマン時代、月曜日の朝が雨だとただでさえブルーな気分が更にブルーになったものだ。

午前中、会派の議員4名で春江町において2ヵ所の管内視察を行った。最初に今月リニューアルオープンしたばかりのハートピア春江を訪問し、職員さんの案内で一通り館内を見学させていただいた。昨年の2月から約1年をかけて天井耐震化とエレベーター、舞台装置、音響設備の改修を行ったほか、トイレの様式化や照明のLED化、客席・壁・床の張替えも行っている。今日は改修箇所を中心に見せていただいたが、坂井市を代表する複合型の文化施設として様々なイベントに活用されることが期待される。

続いて、新しい駅舎が完成したえちぜん鉄道西長田駅を視察する。既存の駅舎を取り壊して多目的ホールを備えた駅舎を建設したもので、さっそく利用客の高校生が学習場所として利用していた。西長田駅はテクノポート福井に来るビジネス客やえち鉄乗車ツアー客の玄関口にもなっており、アフターコロナにおける県外からの誘客を担う施設として期待したいと思う。

author:辻ひとし, category:視察, 20:29
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