三国祭は今日が中日。午前中は三国祭保存振興会の山車に、午後からは地元の元新区と旭町の山車に随行させていただいた。天気も良く山車の曳き手の皆さんのテンションは上がりっぱなしだ。道中では久しぶりにお会いする方もいて、親しくお話をさせていただいた。
三国祭が開幕。この2年間コロナ禍の影響で大幅に規模を縮小して行われたため、3年ぶりに三国祭が帰ってきた感じだ。今年は初めての企画で三国祭保存振興会青年部による宵山車巡行が行われ、初日から多くの人が三國神社前に集まった。
明日の山車巡行は従来通り斎行されるが、今回見送られた舟神輿のお披露目や巡行を、機会を設けて何らかの形で行うことができたらいいと思う。
今年も三国祭は新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な規模縮小を余儀なくされた。それでも神事だけだった昨年に比べ、4基の山車巡行と大神輿渡御が実現した。あいにくの雨だったが、午後から三国祭保存振興会による三番山車「今川義元と毛利新介」の巡行に参加させていただいた。
2年ぶりの祭囃子と威勢のいい掛け声に心躍ったことは言うまでもない。やっぱり
これが三国祭だ。
これが5月20日の三國神社の光景なのか。分かってはいても信じることができなかった。境内や参道に露天商の姿はなく、御神輿や山車の巡行もない。三国祭だけでないのだから仕方がない。我慢しよう。しかし忘れない。
コロナに負けるな!疫病退散!
みんなで乗り越えて来年は今年の分まで盛大にやりましょう。
本来であれば午前中から自宅前の道路を祭の関係車両がせわしなく行き来するのであるが、今年はそれがなく静かな例大祭の日となった。三国に生まれ育った私だが、もちろんこんなことは初めてだ。
今日の三国町は一昨日までの三国祭が嘘のような日常が戻っていた。今年も活気あふれる祭りだったが、それがいつまで続くのか。最近ではあちこちの会合で祭の将来を不安視する意見を耳にする。「少子高齢化の時代だから仕方がない」などと呑気に構えていたら、一気に衰退してしまう恐れがあると考えるが、それは何も三国祭に限ったことではないと思う。今後、全国の先進事例も研究しながら「祭りの未来」を真剣に考えていかなければならないと思う。
後日祭の今日は山車の巡行はなく、それそれの山車蔵で展示されていた。しかし昨日に引き続き今日も夜のとばりが下りてなお、祭りの客足は絶えることがなかった。
北陸三大祭りの一つに数えられている三国祭は今日が本祭りと呼ばれる中日祭で、山車の巡行が行われた。私は午前中地元の下台区の六番山車「柴田勝家」の、午後は三国祭保存振興会の三番山車「徳川家康」の巡行の先導役をさせていただいた。
快晴で週末の土曜日ということもあり、沿道は多くの見物客で賑わっていて、山車が思うように前進できない場面もしばしばだった。
夜になっても区に戻る山車の囃子方の太鼓や笛の音色が自宅にまで響いてくるなど、朝から晩まで祭り一色の一日だった。