- 合流新党と不参加組新党の行方
-
2020.09.02 Wednesday
報道によれば、合流新党の名称は「立憲民主党」になることが確実視され、それに参加しない民間系産別の支援を受ける組織内国会議員9人は玉木衆議院議員や前原元外務大臣らと新党「国民民主党」を結党し、双方とも15日に結党大会を行う見通しであるとのこと。議員数の変化はあるにせよ、結局は「立憲民主党」と「国民民主党」が並立する今の政治状況と変わりがないことになる。
与党に対抗する「大きな塊」を作るのではなかったのか。関係各位がそれに向けて努力されていたことには敬意を表する。しかし安倍首相が辞任会見で言っていたように、政治で最も重要なことが「結果を出すこと」であるとするならば、今後に遺恨を残すような結果になってしまったことに失望を禁じえない。