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名もなき町の「まちおこし」
冬のソナタ「ロケ地」の南怡(ナムイ)島

ここのところテレビやインターネットの動画配信で「冬ソナ」が復活している。その時間帯に家にいるとついつい見てしまうのだが、たまには純愛ドラマもいい。

もう20年も前のことだが、冬ソナの舞台になった韓国の春川(チュンチョン)を訪れたことがある。ドラマの中で、大晦日にユジンとチュンサンが待ち合わせした“春川明洞通り”にも行ったが、当時はあんなきらびやかな繁華街ではなかった。
春川は「湖のまち」という名にふさわしい美しいところだ。春川駅の真正面にある米軍基地には興ざめしたが、町の中はとても賑やかで湖や島、滝、古いお寺など景勝地も多いところだ。ソウルからは特急列車で約2時間くらいだったと思う。

当時、春川を訪れた日本人観光客は数えるほどしかいなかったと思う(私も春川を旅行中に日本人に会うことは一度もなかった)が、2004年には37万人もの外国人観光客(ほとんどが日本人)が訪れたというのだからドラマがもたらした経済効果は相当なものなのだろう。日本でNHK大河ドラマのロケ地になった所に観光客が増えるのと同じだ。

そう考えてみると、コマーシャルやイベントを続けて行うよりも、人気のある俳優がラブシーンをやってくれるだけで、わんさかと観光客が訪れるわけで、そのほうが安上がりということになる。
要は「話題づくり」を上手にやれば、あとは口コミでお客さんが来るということである。ただし、口で言うほど簡単なことではなく、携わる人の努力と理解が必要不可欠であることは言うまでもない。
author:辻ひとし, category:回想, 23:56
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