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柏の葉アーバンデザインセンター

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会派の議員4名で千葉県柏市にある柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)を視察する。

3月定例会で坂井市に日本海側では初めてのアーバンデザインセンターを三国町内に設立する予算が認められたため、先進事例であるUDCKを訪問し、担当の職員さんからお話を伺った。

UDCKは東京大学教授であった北澤猛氏の提唱により、行政(柏市・千葉県など)と民間(三井不動産・商工会議所・地元のまち協など)、大学(東大・千葉大)が参画して2006年11月に創設された日本で最初のアーバンデザインセンターである。公・民・学7つの団体で構成され、人件費や活動経費は各構成団体の持ち寄り(共同負担)によって賄われている。まちづくりの企画や調整機能の一部を行政の外部に独立した拠点として置くことで、地域主体のまちづくりを実践している。

具体的には、新たなまちづくりに係る「調査・研究・提案」を行うシンクタンクとしての機能と、実際のまちづくりの「調整・支援」を行う事業推進コーディネーターとしての機能、そしてこれらを市民や社会に対して発信し、参画を促す「情報発信」機能の3つの機能を持っている。

その活動領域は、大きく4つに分けられ、1つ目が地域密着型まちづくりのシンクタンクとしての「学習・研究・提案」で、まちづくりの担い手育成を目的としたまちづくりスクール(市民講座)を行っている。

2つ目が大学や企業が進めている最先端の研究や技術を地域の市民生活とつなぎながら、新規事業の創出と普及を手掛ける「実証実験・事業創出」で、まちの健康研究所「あした」の開設やセグウェイを活用したまちづくりなどを展開している。

3つ目はキャンパスのような都市空間を創り育むデザインマネジメントで、駅前広場や駅前通りがまちの顔に相応しい空間になるような技術支援をしている。

4つ目は持続的な地域運営体制の構築支援を行うエリアマネジメントで、自治会や子ども会などの枠を超えた住民主体のクラブ活動や子どもの職業体験、交流イベントなどのプログラムを実践している。

アーバンデザインセンターが目指すものは、公・民・学のそれぞれの立場で活動する様々な個人や組織が、様々な場面で臨機応変につながり、協働して地域の課題に取り組むコラボレーションであり、それを実践し街を創造する拠点として位置付けられている。活動フィールドの環境が坂井市とは明らかに異なっているものの、地域主体で街を創造する拠点としてアーバンデザインセンターが担う役割に期待したい。

author:辻ひとし, category:視察, 20:19
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