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内子フレッシュパークからり

土居社長と記念撮影.gif内観.gif

 

午前中の飛行機で羽田空港から松山空港へ。ここからレンタカーで愛媛県内子町に移動し、道の駅「内子フレッシュパークからり」を視察する。

内子町は面積299.5平方キロメートル、人口16,539人。中山間地にあり世帯数7,143戸のうち農家が3,977戸という農林業中心の町であるが、中心市街地の町並みは国の伝統的建造物保存地区に選定されており、現在でも地元の人たちの努力によって歴史情緒溢れる町並みが保存されている。

内子フレッシュパークからりは平成8年にオープンし、翌年に株式会社を設立を設立。以後、レストラン、パン工房、燻製工房、加工場などを順次開設している。平成27年に国土交通大臣から「全国モデル道の駅」に選定されている。優れた取り組みを行っている道の駅ということで、全国で6箇所しか選ばれていない。

内子フレッシュパークからりの特色は徹底的な内子町へのこだわりにある。内子の農業をいかに元気にするかを原点に、野菜などを販売する直売所では、仕入れから加工、販売まですべて町内産の農作物しか扱っていない。また食の安全・安心へのこだわりから、販売されている野菜類の商品のトレサビリティを売り場で確認できるシステムを取り入れている。そして自然との共存を重んじる観点から、店舗の周辺環境整備に力を入れている。単に買い物をするだけでなく、建物の周囲は森林浴が楽しめ、川のせせらぎを聞きながら一日ゆったりと過ごすことができる自然環境を売り物にしている。

更にもう一つの特色として、内子フレッシュパークからりに出品している生産者が、「からり直売所出荷者運営協議会」を結成していて、青果物や加工品の出荷からここでのイベント、品質管理、店舗環境などを一元管理していることがあげられる。この取り組みは、平成29年度の農林水産祭において内閣総理大臣賞を受賞している。

お話を伺った土居社長は、「スーパーと同じものを売ってもお客さんは来ません」とおっしゃったうえで、内子にしかないものを販売し、内子でしかできないサービスを提供するため日々研鑽していますとおっしゃっていたのが印象的だった。

author:辻ひとし, category:視察研修, 22:29
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