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池上線

 

2016年8月に東急池上線沿線の戸越銀座駅近くに坂井市のアンテナショップがオープンしたこともあって、昨年も何度か池上線に乗車する機会がった。

池上線は都会にありながら都会っぽくない鉄道だ。東京でのサラリーマン時代、アルバイトで講師をやっていた学習塾が池上線沿線の石川台駅近くにあったため、週に一回だけだが五反田から石川台まで池上線を利用していた。

当時は上の写真にあるような緑の電車で、無機質な感じがする東京の鉄道の中にあって、走る電車に風情を感じる数少ない鉄道だった。最近では線路沿いに高層マンションが立ち並んでいるが、当時はまだ古いアパートが多く、途中にある洗足池も電車から一定の時間眺めることができた。

そして池上線を語るときに忘れてはいけないのが西島三重子さんが歌う池上線の切ないメロディーだ。純粋な恋と別れのハーモニーを奏でているこの曲が何とも池上線とマッチする。コロナ禍で当面は東京に行くことがままならない状況だが、今度乗車する時は「お上りさん」だと言われようが、この曲を聴きながら電車に揺られてみたいと思う。

author:辻ひとし, category:エッセイ, 12:51
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