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プレミアム10「わが愛(いと)しのキャンディーズ」
NHKの特集番組「プレミアム10」を見る。今日のテーマは伝説のアイドルグループ「キャンディーズ」である。
キャンディーズのあとに引退した山口百恵にしても、今年現役を退いた日ハムの新庄剛志にしても、絶頂期に舞台を降りるというのは、ある意味勇気がいるというか、周囲が懐深いというべきか、とにかく人気が凋落してから引退するよりも難しいことだと思う。

いずれにしても当時ミーハーの大学生だった私は、パチンコで勝利した出玉で「微笑み返し」のレコードを手に入れ、クリープを入れたコーヒーを飲みながらディスカウントショップで買ったステレオで彼女たちの歌声を聴いていた。
キャンディーズが引退した1978年は、「UFO」だの「サウスポー」だの「モンスター」だのという訳の分からない曲を次々にヒットさせたピンクレディーがレコード大賞までゲットしていた。
ちなみにサザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」を引っさげて芸能界に登場したのもこの年である。当時友人たちと「こいつらこの一曲だけでおしまいだろう」と話していたのを憶えている。
私の「先を見る目のなさ」は今に始まったわけではないのであった。

埼玉の片田舎で学生生活を過ごしていた私だったが、1978年でもっとも印象に残っているのがプロ野球日本シリーズでヤクルトの大杉勝男選手(故人)が阪急の足立光宏投手から打った「疑惑のホームラン」である。その時後楽園球場のレフトポールの真下にいた私は、目の前に飛んできた大杉の打球がファールであることをはっきりと見た。
なのに判定はホームラン。我々以上に「そんなバカな」と思ったのは阪急の上田利治監督だった。俗にいう「上田監督の1時間19分の抗議」というヤツである。上田監督はシリーズ終了後に混乱の責任を取って辞任した。
江川卓の「空白の一日」なんていうのもこの年の出来事だ。社会では他にもいろんなことがあったが、なぜか自分の身の回りのことはよく憶えていない。
author:辻ひとし, category:回想, 23:52
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