- ぐるり丹後半島
- 城崎にて
-
2009.03.30 Monday
議員という仕事をしていると、休日の行事や夜の会合などが多く、家族と一緒に食事をすることもままならない。ということで今日と明日を完全オフにして家族で出かけることにした。
城崎温泉に来たのは3回目だ。私の好きな温泉場の一つである。大規模な温泉地でもないのに夜の温泉街は人通りが絶えない。城崎は夜に旅館の外に出なくてはいけない(出てみたくなる)工夫が随所にあるからである。
まず、どの旅館も内湯が小さいのである。家庭のお風呂に毛が生えたような浴場しか備えていない。
逆に外湯が7つもあり充実している。せっかく城崎温泉まで来て普段家で入っているようなお風呂で満足できるわけがない。
また女性のために柄物浴衣(デザイン浴衣)が用意されており、いやがおうでも温泉街を歩きたくなる雰囲気になってくる。
また、旅館の中ではお土産物はごく限られたものしか売っていない。そしてナイトラウンジを備えている旅館も少ない。つまり買い物や2次会を行うためには夜の温泉街に繰り出さなければならないシステムになっているのである。
以前泊まった旅館の女将さんが「城崎は共存共栄をモットーにしています」と言っていたのを思い出す。それぞれの旅館が「自分のところにだけ客を取り込めればいい」と考えていたら(多くの温泉旅館がそうなのであり、それが商売なのかもしれないが)、夜の温泉街は静まり返ってしまうだろう。城崎温泉の企画力に脱帽である。
- 民主党福井県連定期大会
- 衆議院選挙はいつか
-
2009.03.28 Saturday政治に関心があるなしにかかわらず、周囲の方からよくお聞きする言葉だ。どんなに民主党が解散を求めても、麻生首相が首を縦に振らなければ解散総選挙はない。こればかりは麻生さんの胸三寸に納められているため与党議員であっても分からないと思う。
では9月10日の任期満了まで引っ張った時、総選挙はいつになるのか。公職選挙法では、『任期満了の日から前30日以内に行う(公職選挙法31条1項)』となっている。この規定によると、8月25日公示→9月5日投票、8月18日公示→8月30日投票、8月11日公示→8月23日投票(ひぇ〜真夏かよ)などが想定される。
しかし一方で、公職選挙法は『任期満了による総選挙の期間が国会開会中または国会閉会の日から23日以内にかかる場合においては、国会閉会の日から24日以後30日以内に総選挙を行う(公職選挙法31条2項)』と定めている。
つまり政府与党が現在の通常国会を任期満了日ぎりぎりまで延長すれば、投票日は4連休真っただ中の9月22日に公示され10月4日に投票が行われることになる。(この日ならそんなに暑くないですね。でも投票日が福井マラソンとバッティングします)
戦後において任期満了で総選挙に突入したのは、私が大学1年生だった1976年12月5日に三木内閣のもとで行われた第34回総選挙のみだ。任期満了以前に解散を望んでいた三木首相だったが、いわゆる“三木おろし”で自民党内から大反発を受けていたため解散に踏み切れなかった。
ちなみにこの選挙で自民党は過半数を割る大敗を喫し、その後三木内閣は退陣した。
- 新天地
-
2009.03.27 Friday午前中はフェニックスプラザ地下大会議室で福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会が、午後はあわら市役所で三国あわら斎苑組合議会が行われた。
どちらも平成21年度の一般会計予算案が主な議題だったが、広域圏ではゴミの減量化というテーマで一般質問をさせていただいた。
田原町から金津に移動する道中、市役所を訪問し4月1日付けの異動内示を見せていただいた。朝刊にも掲載されていたが、坂井市でもこの春318人の人事異動がある。
私もサラリーマン経験があるので職場異動の大変さはわかるつもりだ。よく「新天地で頑張ってください」という言葉に送られたが、これから自分が行く職場が新天地などということはまずないと考えていい。
どんな優秀な人でもいきなり成果など出せるわけがないのだ。張り切らなくてもいいし、頑張らなくてもいいのではないか。時代遅れな考え方かもしれないが、まずはコツコツとやることだと思う。
- デジタル新時代に向けて
- 3月議会閉会
- ここぞのイチロー