- 札幌の話題
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2011.02.28 Monday
夕方まで札幌市内に滞在する。昼間も気温は氷点下だが時折り一定の晴れ間がある。ここが一日中どんよりと暗い雲が空を覆っている北陸の冬と違うところだ。同じ積雪でも「銀世界」と言われるゆえんだと思う。
札幌市民の方にとって今最も旬な話題は、日ハムに入団した斉藤祐樹投手に尽きるようだ。昨年のドラフト後に出張で訪れた時も、皆さん祐ちゃんの話になると目が輝いていた。
5年前の駒大苫小牧の夏の甲子園3連覇を阻んだ斉藤投手に好意を抱いている人は少なかったらしいのだが、昨年のドラフトで「日ハムの斉藤」になってからはみんな変わったとのこと。札幌市民だけでなく道民の皆さんの夢と期待はふくらむばかりのようである。
- 引っ越し
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2011.02.27 Sunday
それにしてもさすが北海道だ。寒さも雪の量も半端ではない。
午後、3年間長女がお世話になった下宿へ。引越しの荷物はほとんどダンボール箱に詰め込んであった。同じ下宿に住んでいた他の卒業生の親御さんも来ており、お互いにこの3年間の労をねぎらい合う。
夕方、業者のトラックに引っ越し荷物を積み込んだ後、管理人さんや4月以降もこちらの下宿に住む在校生の生徒さんたちとしばし別れを惜しむ。
空っぽになった部屋を眺めていると「机 本箱 運び出された荷物のあとは 畳の色がそこだけ若いわ」というキャンディーズの歌を思い出した。
夜、長女がお世話になった町を後にして札幌市内へ。もう当分来ることもないと思うが、この町が末長く発展することを願っている。
- 長女の卒業式
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2011.02.26 Saturday
午前10時から長女の通う高校の卒業式に家内とともに出席する。当初は親元を離れて北海道で暮らすことに親としてとても不安だったが、おかげさまで無事に卒業の日を迎えることができた。振り返れば、本人にとっても親にとってもあっという間の3年間だった。
この高校の生徒は全国津々浦々から集まって、町内の下宿で暮らしながら通学している。思えば長女もこの3年間でずいぶんとたくましくなったものだと思う。誰も知らない遠くの土地でよく頑張ったと褒めてやりたい。
式がフィナーレを向かえた時、参列したどの親も涙ぐんでいた。親だけではない。卒業生もまた彼らを見送る在校生も教師も抱き合って号泣していた。79名の卒業生の皆さん、本当におめでとう。
- 驚いたのはこっちだ
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2011.02.25 Friday
「誰が見てもできないことを、いつまでもできると言うのは、まさしく国民に対する不正直だ」
野党の国会議員が言った言葉かと思えば、そうではなくて、マニフェストの見直しに関連して岡田幹事長が述べた言葉だった。
「私もこの議論がなされている小沢代表の当時、『(子ども手当の満額)2万6千円』と聞いたときに一瞬ちょっとびっくりしたことを覚えている」
こちらは昨日の国会で、平成23年度の子ども手当法案の趣旨説明と質疑を行ったときの菅直人首相の口から飛び出した言葉だ。
子ども手当は民主党マニフェストの看板中の看板ではなかったのか。いくら実現するための財源がないからといって、このような他人事みたいな言い方をするのはいかがなものか。
野党から「小沢氏が提案したものだから俺は責任を追わないぞと言っているように聞こえた」と批判されるのも無理はない。
- 平成23年度の予算説明
- 老人クラブ大会など
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2011.02.23 Wednesday
午前中、三国社会福祉センターで第41回三国地区老人クラブ大会。高齢化率はアップしているが、地域の老人クラブ加入率は減少しているという。「老人クラブ」というネーミングが良くないとの意見もあり、それらを合わせて今後の検討課題になってくると思う。
午後、三国総合支所で開催された公共施設のあり方に関する意見交換会(勉強会)にオブザーバーとして出席する。
市内の公共施設は、建物の老朽化や少子高齢化の影響などで、今後施設の統廃合も含めた検討を行わなければならない時期がやってくる。今日は市民アンケートの調査結果などをもとに、一般公募などで選ばれた市民の代表と行政側とで意見交換を行った。
今後、議会でも議論しさらに市民向けの勉強会などを開催して、平成23年10月を目途に「公共施設マネジメント白書」を作成し、それをもとに施設の改善・改修計画を立てるという。
ただ、この種の計画は「総論賛成・各論反対」というのが常道で、妥協を許さない踏み込んだ議論ができるかどうかが成否のカギになってくると思う。
夕方、坂井市かるた協会の方々と懇談。
夜は春江町のユリドームで行われた坂井市臨時職員組合学習会に出席する。年次休暇や賃金など、当面する課題について質疑応答を行った。
- 調査活動
- まちづくり基本条例