- 議会報告会
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2012.04.30 Monday
坂井市議会主催の議会報告会を開催します。4地区で開催しますが、市民の皆様はどの会場にお越しいただいても結構です。事前の予約も必要ありません。
5月26日(土) 浜四郷公民館(三国町) 19:30〜21:00
5月26日(土) 中公民館(春江町) 19:30〜21:00
5月27日(日) 城のまち公民館(丸岡町) 19:30〜21:00
5月27日(日) 東十郷公民館(坂井町) 19:30〜21:00
報告会では前半に常任委員長から3月議会での審議経過などを説明させていただいたあと、後半に参加者の皆さんと質疑応答を行う予定です。どなたでも参加できますので、当日直接会場にお越しください。私は26日(土)の浜四郷公民館と27日(日)の城のまち公民館での報告会に出席する予定です。
- メーデー
- 至誠会研修旅行
- 市政報告など
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2012.04.27 Friday
午前7時半から三国駅にて行われた市職員組合の挨拶運動に参加する。今回もあわら市職員組合とタイアップして、JR芦原温泉駅や丸岡駅など、坂井市とあわら市で一斉に行った。
今日は4月に新規採用された新人職員も参加して、和やかな雰囲気の中で電車を利用する人に声をかけた。毎月第3金曜の定例行事ということで、電車から降りてきた高校生たちも「慣れてきた」ようで、大きな声で挨拶を返してくれる生徒さんもいた。
夜、キンダーホール三国で開催された二の部区長会の席で市政報告をさせていただいた。私の議会での一般質問の内容や平成24年度一般会計予算、3月議会で制定された坂井市議会基本条例などについてお話をさせていただいた。
- 手紙
- ふれあい牧場
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2012.04.25 Wednesday
三国町の平山地区にある県畜産試験場の敷地内にとんがり帽子の展望台や休憩所を備えた「ふれあい牧場」が整備された。私はまだ行っていないが、展望台からは日本海も望めるほか、試験場にいる動物たちと触れ合うこともできるようだ。
わくわく餌やり ふれあい牧場 三国の県畜産試験場に開所
(県民福井 4月25日配信)
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2012042502000203.html
- かごしま環境未来館
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2012.04.24 Tuesday
午前中、鹿児島市城西地区にある「かごしま環境未来館」を視察する。かごしま環境未来館は平成20年5月に、移転した鹿児島実業高校の跡地に事業費約43億6千万円で整備された環境学習施設である。
緑の創出と自然との共生という理念のもと、館内には展示学習ゾーンやリユース・リサイクルショップ、リサイクル工房、実験学習室などが設けられ、地下水や雨水を空調や散水などに活用しているほか、太陽光や自然の風を建物内部に取り込む工夫がされている。
特にユニークなのが「屋上緑化」で、屋上の全面を芝生による緑化を行い、夏季の室温上昇抑制や周辺への照り返し防止を図っている。
また、市民向けに環境学習や環境情報を積極的に展開しており、館主催による無料の環境学習講座や環境カレッジ、リサイクル講座が1年を通して開催されている。
鹿児島市と同様に「環境都市宣言」を行っている坂井市であるが、環境学習や保全活動の支援といった分野では十分とは言えず、今後人材の育成やリサイクル活動の促進なども含めた多角的な環境行政を考えていかなければならないと感じた。
午後、鹿児島空港から羽田空港経由で空路帰福。鹿児島発羽田行の飛行機が大幅に遅れたため、羽田空港での乗り換え時間が5分を切っていた。通常ならターミナルを移動しての乗り換えには最低でも10分程度を要する。
万事休すと思いきや、航空機の乗務員さんと羽田の地上職員さんによる連携プレーによって、わずか3分で小松行きの機に乗り換えることができ、小松行の飛行機は定刻通りに出発した。ここでは詳しい記述は差し控えるが、あんなウルトラC的な乗り換え方法があるのかと感心した次第である。
- 鹿児島県出水市視察
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2012.04.23 Monday
午前中、出水(いずみ)市役所を訪問。『新幹線と並行在来線について』と、出水市が展開している『ご当地グルメ』についてレクチャーを受ける。
【新幹線と並行在来線について】
新幹線が大阪から出水に直通運転を開始して確実に旅行客は伸びたものの、逆に2つの宿泊施設が廃業したとのこと。これは鹿児島県への旅行や出張が日帰り或いは従来2泊だった行程を1泊に短縮した結果なのかもしれない。
ただ出水市では、新幹線開業以来、農家民泊や農業体験を盛り込んだ修学旅行の誘致に力を入れており、昨年は関西方面から5校1700人が出水市内に宿泊したとのことである。
また、隣接する熊本県天草市とタイアップして出水駅発着のシャトルバスを運行し観光客の誘致を図っている。
新幹線の利用客は観光客よりも定期客が多く、鹿児島市内や熊本市内、遠くは福岡市内までの通勤や通学に新幹線を利用している人がいることのことで、これまで単身赴任や学生の一人暮らしを余儀なくされていた人が、出水市を離れる必要がなくなったわけで、人口流出に歯止めをかける上でも一定の効果があるようである。
一方、並行在来線を第三セクター化した『肥薩おれんじ鉄道』については、輸送人員・運賃収入ともこの7年間で20%減になっており、開業後から厳しい経営状況が続いているようだ。営業体制を強化したり、あれこれとイベントを打っているようだが、少子化に伴う高校生の通学客の減少は止めるすべがなく苦慮している様子がうかがえた。
【ご当地グルメについて】
出水市は冬場に約1万羽の鶴が越冬することで知られているが、新幹線開業を機に職員さんの提案で、食による地域活性化を試みているとのことで合わせてそのお話もおうかがいした。
これまでご当地グルメがなかった出水市が、官民をあげて1年以上の時間をかけて開発したのが「いずみ親子ステーキごはん」で、徹底的に地元産の食材にこだわった地産地消型のご当地グルメである。
提案から誕生までのご苦労は大変だったようだが、これまでご当地グルメが存在しなかった中、新たに誕生させたご当地グルメを積極的にPRすることで創客や消費拡大を図っていきたいとのことだった。
レクチャー終了後、出水駅近くの魚松さんで「いずみ親子ステーキごはん」を実際に食べてみた。鶏の鉄板焼きに鶏サラダ、卵スープ、卵かけご飯と、まさに鶏づくしのメニューだ。それにデザートと珈琲が付いて価格は1200円。
肉の旨みを十分活かした鉄板焼きと二黄卵の生卵に専用の醤油をかけて食べる卵かけご飯は絶品で、ランチで食べる分としては少々量が多いものの、最後までおいしくいただくことができた。
出水市から鹿児島市までの道中は、第三セクターの「肥薩おれんじ鉄道」を利用した。2両編成の後部車両は貸切らしく、韓国人団体客がお弁当を食べながら楽しそうにしていた。
前の車両の乗客は大半が高校生で、買い物などで利用する一般客が少ないという点では、全国各地のローカル線と変わりがないようだ。
ただ、この鉄道の沿線は実に風光明媚で、時間にとらわれない各駅停車の旅をするにはもってこいの舞台だ。外国人観光客にも受けるかもしれない。様々な企画や営業戦略を行って存続を図っている肥薩おれんじ鉄道の今後を注視していきたいと思う。