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2012.07.28 Saturday
あわら市はこの春から、それまで運行していたコミュニティバスを廃止して、デマンド交通(乗り合いタクシー)を導入している。
あわら市のデマンド交通は、利用登録した人が乗りたいと思う時間の1時間前までにセンターに予約の電話を入れ、指定した時間に最寄の停留所(約270ヶ所)から乗って目的地の停留所まで乗車するもので、料金は8段階に設定されており高齢者や障害者は一般より安く利用できる。5月末の登録者数は1750人で、一日平均57人の利用があるとのことだ。
あわら市のデマンド交通はターミナル方式を採用していないので、一般的なデマンド交通やコミュニティバスと違って、目的地に直接向かうことができるため所要時間が大幅に短縮になるのと、停留所の数が多いのでバスの時よりも自宅に近いところから乗車でいるというメリットがある。半面(あわら市に限ったことではなく一般的にデマンド交通は)、希望した時間に乗車できないというデメリットが指摘されている。
しかし、あわら市のデマンド交通の利用客は順調に伸びてきており、市民の方には好評を得ているようだ。
坂井市の場合、通学や買い物の足として既にコミュニティバスが定着している路線も複数あり、あわら市のようにコミュニティバスを全廃してデマンド交通に移管するというわけにはいかないと考えるが、方向性としてそれぞれの特色を生かし、互いに機能を補完しあえば市民にとってより利便性の良いものになると思う。今後、議会報告会などを通して市民の皆さんのご意見を伺いながら、議会においても議論していきたいと思う。
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