- 議案説明
- 案山子
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2012.08.30 Thursday
YouTubeでさだまさしの案山子を聴いた。大学時代に初めてこの歌を聴いた時、何故かこの歌詞に反発を覚えた。たぶん私の両親はふる里福井で同じことを思っているのだろう、そしてもちろん私自身、自分ひとりの努力で今ここにいれるわけはないなどとと思っていながら、そんなことは第三者から言われたくなかった。
しかし今、親となって、この歌は名曲だと実感する。私もふる里遠く離れたところで暮らす娘に対して、やっぱりこの歌詞と同じことを感じる。そして当時の両親に対して感謝の気持ちがこみ上げてくる。私の子どもたちもいつかは分かってくれるだろうと思いつつ、もう一度聴いてみよう。
- 不思議な問責決議
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2012.08.29 Wednesday
夕方から開かれた参議院本会議で野田首相問責決議案が可決された。
野党が過半数を占める参院での問責可決はあり得る結果なのかもしれないが、可決されたのは自民党と公明党を除く野党7会派が提出した問責決議であり、提出者の野党7党は、問責決議案の理由の中で、民自公の3党合意による議会運営を痛烈に批判し消費税反対を明確に打ち出している。
その決議案に自民党が賛成したのは輿石幹事長が言うように、全く意味が分からない。まさに不思議な問責決議であり、支離滅裂な自民党の行動は強く批判されるべきだ。
ただ、問責決議を可決された野田内閣も含め、国会全体にも猛省を求めたい。国民の生活が第一と言いながら、この通常国会の間、党利党略の国会運営を連日のように行っているばかりか、オールジャパンで取り組まなければならない竹島や尖閣問題についても、互いに足を引っ張り合って、相手国のやりたい放題を許している。
国会議員は与野党問わず、内政・外交すべての面で、国民の不満が爆発寸前であることを認識すべきだと思う。
- 議員交流会
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2012.08.28 Tuesday
立正佼成会議員交流会参加のため上京、杉並区にある教団施設を訪問する。今日は特定非営利法人ジェン理事で事務局長も務めている木山啓子さんが、『災害時の緊急支援〜国際支援の現場から〜』というテーマで記念講演を行った。
講演の中で木山さんは、世界各地で行った災害時支援の経験を話された上で、災害現場では具体的で現実的な支援が必要との観点から、被災者が自分で考え自分で行動できる「災害に強い市民の育成」を念頭にして訓練を行っていくべきであることを強調されていた。
復興は小さな幸せの積み重ねであると話す木山さんのお話は、坂井市のみならず地域の防災のあり方を考えていくうえで大変参考になった。
- 陳情活動
- 祭りのあと
- 坂井あわら自治研/ふれあい夕涼み会/天満宮祭礼
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2012.08.25 Saturday
【坂井あわら自治研設立総会・記念講演会】
午後、坂井町のいねす交流ホールで坂井あわら市民自治研究センターの設立総会と記念講演会を開催させていただいた。自治研活動とは、市民の皆様と自治体職員が一緒になって自治の活性化と民主化を目指し、自分たちの仕事や地域の実情を見直してステップアップを図る取り組みで、県内では丹南地区において先進的な活動が行われている。
今年に入り、丹南自治研センターで行っているような活動を坂井地区でも出来ないものかということになり、有志で準備を進めてきて今日の発足に至った。
今日は総会の後、講師としてお招きした宮城県気仙沼市職員組合の佐々木守委員長に『東日本大震災を伝える』と題した講演を行っていただいた。
佐々木さんは、携帯やインターネットなどの通信手段が全く機能せず、しかも電気や水道などのすべてのライフラインが失われた中、自らが被災している市役所の職員さんが、被災したご自分の家族や自宅より業務を優先し災害対策本部や避難所・遺体安置所などを運営した状況を体験をもとに語っておられた。
マニュアルがない中で、地域コミュニティがしっかりとしていた地区の復旧が早かったという佐々木さんのお話は、坂井市の防災行政を考える上でも大変参考になった。
なお本日は、講演会の最中に交流ホールの冷房装置が故障したため会場内がサウナ状態になってしまいました。来場された皆様に多大なご迷惑・ご不快をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
【ふれあい夕涼み会】
夕方、三国神社前道路を車両通行止めにして行われた『一の部ふれあい夕涼み会』に出席する。今年で21回目を迎えた催しで、一の部地区の区長会や青・壮年会、婦人会、子ども会などが総出で演出する地区あげてのお祭りである。
内容も郷土芸能や体験ゲーム、消防音楽隊の吹奏楽演奏、陣太鼓など多彩で、焼き鳥やおろし蕎麦、かき氷などの模擬店も充実している。夕刻になっても相変わらず気温は高かったが、地域の皆様としばし楽しいひと時を過ごさせていただいた。
【天満宮祭礼】
ふれあい祭りを途中で失礼させていただき、地元の天満宮祭礼の神事に出席する。日が暮れたとはいえ御堂の中はまだまだ蒸し暑い。それでも大正時代から続く伝統行事だけに皆さん汗を拭うこともなくお参りをしていた。
神事が終わったころにはすっかり夜の帳が下り、灯りがともされた提灯が連なる参道が幻想的な世界を醸し出していた。
- 祭りの準備