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インフルエンザ注意報発令中

1月第3週のインフルエンザ定点医療機関における患者数が1定点医療機関あたり12.91人となった。注意レベルである10人を上回ったため、県よりインフルエンザ注意報が発令されている。坂井市内でも学級閉鎖を行っている小中学校が増えている。

やはり最大の予防策はうがいと手洗いです。また外出時のマスク着用など、ご家庭や職場で十分な対策を。

author:辻ひとし, category:県内ニュース, 23:44
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川越市視察

昨日に引き続き市民クラブの視察研修。2日目の今日は大学時代の4年間を過ごした川越市を視察する。
昨日所沢から西武新宿線で移動したが、35年前は武蔵野の面影を残していた沿線の景色がすっかり住宅街に変わっていた。そして何より変わっていたのが西武本川越駅と東武川越駅の駅舎だ。唯一、35年前の光景を残してくれていたのが丸広百貨店だった。
いずれにせよ浦島太郎状態から抜け出せないまま、まず午前中に川越市資源化センターを訪問する。

センター外観大野所長のご案内で施設内を見学する

川越市資源化センターは平成22年4月に稼働した廃棄物処理施設であるが、複数の施設からなる複合施設で、中でも特徴的なのが「草木類資源化施設」である。今までゴミとして焼却処理されていた、公園などから排出される剪定枝や刈草を破砕処理してチップや土壌改良材へと資源化する施設である。
仕分けされたチップは、雑草の発生抑制材やぬかるみ・土の舞いあがり防止材などに利用し、更に膨潤処理物を約6ヵ月間、時々重機で切り返しながら発酵・熟成させ土壌改良材(製品)にして市民に配布している(3.11後は放射線の影響があるかもしれないとのことで配布を見合わせている)とのことだった。

また敷地内には、リサイクルの大切さを学ぶ体験スペース「環境プラザ(つばさ館)」があり、リサイクルの普及啓発や体験学習・情報発信・交流活動などの拠点となっている。
さらに昨年8月に、資源化センターから発生する熱エネルギーを有効活用したスポーツ施設「ピコア」が隣接した敷地にオープンし、市民から好評を得ているとのことだ。
坂井市が廃棄物処理施設としてあわら市などと共同運用している「広域圏清掃センター」や「YONETU−KANささおか」の事業や今後坂井市のリサイクル行政を考えていく上で大変参考になった。

市役所でレクチャー中蔵造りの町並みで記念撮影

続いて午後からは、「伝統的建造物群保存地区」(略称・伝建地区)の視察を行う。
大江戸(東京)に対し小江戸と呼ばれる川越だが、その市街地に蔵造りの建物が並ぶ一角があり「蔵造りの町並み」といわれていて、その通り沿いには、それぞれ個性のある30数棟の蔵造りの商家が軒を連ねている
江戸の面影をとどめる蔵造りの町並みは、平成4年に電柱・電線の地中埋設工事が完了し、すっきりとした町並みになった。そして平成11年12月に文化庁によって「重要伝統的建造物群保存地区」に指定される(ちなみに福井県では、小浜市の小浜西組地区と若狭町の熊川宿が指定されている)。

現在では年間630万人の観光客が訪れる川越市だが、私が住んでいた当時は観光都市というイメージはまったくなかった。担当の職員さんによると、もともと観光地としての取り組みを行ったわけではなく、自分たちの商店街の活性化を考えた結果が観光客を呼び込む効果を得たようである。

平成23年度には観光客を対象としたアンケートを行って観光客の基本的な動態を把握し、今後の観光振興策の資料とするなど、行政の対応も手抜かりがない。
課題は観光客が歩く一番街の町並みの交通事情で、これまで試験的な一方通行や歩行者天国などを行ってきたものの、好意的な意見は少なかったとのことだった。
しかし一連の川越市の取り組みは、歩ける観光まちづくりを目指すという点で、坂井市の観光施策や交通安全対策を考えていくで手本となると思う。

私にとって第二のふる里である川越市の発展を祈りつつ、35年前とはすっかりと姿・形を変えた川越駅をあとにし二日間の視察を終えた。ご多忙中にもかかわらず、親切丁寧に対応をしてくださった所沢市と川越市の職員の皆さん、ありがとうございました。

author:辻ひとし, category:視察研修, 22:57
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所沢市の空き家対策



市民クラブの行政視察で川畑孝治議員とともに埼玉県所沢市を訪問する。
昨年来、全国の自治体が相次いで「空き家対策条例」を制定している(坂井市も昨年の9月議会で可決した)が、所沢市はこの条例を全国で最も早く制定した自治体である。

今日は空き家対策条例施行後の対応実績や今後の課題について担当の職員さんからお話を伺った。条例の制定以前から空き家に関する相談はあったようだが、制定後は相談件数が倍になり、解決件数は3倍に達し、条例施行の効果が見られたとのこと。
取り組みにあたっては、庁内の関係課で情報を共有しながら横断的連携を円滑に行うことや、空き家所有者に対して粘り強く慎重に接していくこと、地域の人たちと綿密な連携を図ることなどを重視されていた。

近年、高齢化や遠隔地への居住、経済的な事情などの理由で空き家が増加し、その不完全な管理による影響が近隣住民に不安を抱かせたり、迷惑を受けたりすることによる相談の件数が増えている。
この問題を根本的に解決するためには、しばらく家を空けることになった場合でも、「何かあったらここへ連絡してください」と言い合える、普段からの地域のコミュニケーションづくりが何より大切であることを強調されておられた。

今後ますます進んでいく高齢化や少子化により、坂井市でも管理不全な空き家は増えていくと予測されるが、条例を周知することにより、空き家の所有者としての管理責任を果たすことを心がけていくように指導したり、地域住民の方々と協力しながら問題を解決していく必要性を感じた。

author:辻ひとし, category:視察研修, 23:22
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三国中学校地域・学校協議会

午後、三国中学校の平成24年度第3回地域・学校協議会。教職員と生徒・保護者を対象に行われた学校評価アンケートの集計結果について、委員と学校側との間で質疑応答や意見交換を行った。

author:辻ひとし, category:学校行事, 23:18
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防犯隊出初式



午前9時半から三国体育館で開催された坂井市防犯隊の出初式に出席する。今年も隊長訓示や市長挨拶の前に、功労章や永年勤続章などの表彰が行われ、今回は6名の方が表彰された。

さて訓示の中で小寺隊長は、ヘビ(巳)は脱皮を繰り返して成長することから、再生・無限の象徴であり、「末永い繁栄」を意味するとともに、ヘビ(巳)を持つと「実(巳)入りがいい」と言われることから、今年は金運アップや財運アップが期待される、またヘビが脱皮を繰り返すのはステップアップするためで、防犯隊の活動も巳年にあやかってステップアップしようではありませんか、みたいなことをおっしゃっていた。粋な訓示だなあ、と思った。

author:辻ひとし, category:式典, 22:05
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教職員・警察官の早期退職

地方公務員の退職手当の減額が実施されている自治体で、卒業式を目の前にしたこの時期に退職する警察官や先生が後を絶たないという。
報道では職場放棄とか無責任とか、どちらかと言えば早期退職を選んだ人たちに批判的だ。しかし、残りの2ヶ月間を真面目に働いた人からは150万円を差し引き、そうしないで辞めた人には退職金を全額支払いますよと言ったら、そりゃ多くの人は後者を選ぶでしょう。
その間の2ヶ月分の月給を足してもトータルで70万円の損になる。70万円稼ぐにはどれほど苦労しなくてはいけないのか、それは簡単ではない。

教職員の早期退職が教育現場を混乱させるというが、そもそもそんなことを先生方に決断させる制度に問題はないのだろうか。なぜ施行を4月1日からにしなかったのか。辞めていく教職員や警察官を責める前に、年度途中の引き下げによる混乱を避ける措置を講じなかった側に問題はなかったのか、しっかりと検証し議論しなければならないと考える。

author:辻ひとし, category:国内ニュース, 22:53
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初天神

夜、三国湊町家館で二の部福祉委員研修会、その後地元の天満宮に移動し初天神の祭事に参加する。今日のところは積雪にはならなかったものの、夕方になって一段と冷え込みが厳しくなった感じだ。

author:辻ひとし, category:活動報告, 23:14
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明日からまた寒波が

午前中は晴れ間がでたものの、あっという間にいつもの灰色の空に。天気予報ってのはあたるものだと感心する。

author:辻ひとし, category:日々雑感, 23:42
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