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武生に来たらボルガライス
伊万里のボルガライス

午前中、用務のため越前市へ。「武生に来たらボルガライス」ということで 、県道沿いのお店に入り注文する。ボルガライスはオムライスの上にとんかつが乗っている食べ物で、越前市職員の波多野さんらが、まちおこしと絡めてユーモラスな活動を展開し普及に努めている。

チキンライスと卵、とんかつの三者が、それぞれの持ち味を活かしつつ、かつて味わったことがない風味を醸し出している。またボルガライスの、「いつ、どこで、誰が始めたのか定かでない」という謎めいた出自も興味深い。

実は、ボルガライスに対峙する「武生駅前中華そば」もこの際食べておきたかったのだが、この年になると、ボルガライス完食後の食べ歩きは体力的にきつく、次回の越前市訪問時の楽しみとしたい。
author:辻ひとし, category:グルメ, 20:55
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昭和の日

物心が付いた時、4月29日は天皇誕生日だった。昭和天皇が崩御され平成の時代になってからは、みどりの日となり平成19年からは昭和の日となった。
「古き良き時代」という言葉があるが、1年に一度廻ってくるこの日に、レトロな時代を見つめ直すのもいいと思う。
そんな中、ウクレレ漫談で知られる牧伸二さんの訃報が飛び込んできた。何度見ても飽きることがない牧さんの漫談は好きだった。奇しくも昭和の日に、昭和を代表する芸能人がまた一人消えた感じだ。

author:辻ひとし, category:日々雑感, 23:36
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こいのぼり

こいのぼり

その数は少なくなってきているが、今の時期、郊外の家の庭に鯉のぼりを見かけるようになる。
我が家でも、私が小学校低学年の頃までは毎年この時期に鯉のぼりを上げていた。いつの頃から上げるのをやめて、その必要なくなった鯉のぼりをどうしたのかは分からないが、かなり大型の鯉のぼりだった。

ネットで調べてみると、ポールやロープ、矢車などがセットで販売されていて、数万円から30万円まで幅広い商品が販売されている。またベランダ用や室内用もあり、こちらは1,280円と安価だった。
いずれにしても、五月晴れの空に鯉のぼりがはためく姿は季節感があるというか、本格的な春を実感できていいと思う。

author:辻ひとし, category:四季折々, 22:43
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ゴールデンウイーク

今日からゴールデンウイークが始まる(らしい)。今年は暦の関係から前半と後半に分かれるが、中には10連休という会社もあるようだ。

東京でサラリーマンをしていた時、海外の取り引き先に「日本は4月の末から5月の初めにかけて一週間休みが続きますから、しばらくはご連絡いただいてもお返事できません」みたいなことをお伝えした。
すると夏休み時分にスイスの海外代理店から、「こちらは8月第2週から3週間の休暇に入るのでよろしく」みたいな連絡が来た。続けてイタリア、ドイツ、フランス、イギリス、ベルギー
ect…から、次から次へと同じようなテレックスが舞い込んできた。

5月の大型連休なんて騒いでいたが、ヨーロッパに比べたら全くちゃちなもんだったんだ、とその時初めて実感したのであった。

author:辻ひとし, category:カテゴリー未分類, 23:08
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消えた1300億円

古くは豊田商事事件(1985年)やオレンジ共済組合事件(1996年)を、最近では昨年のAIJ投資顧問株式会社による年金資産消失事件を思い起こす。いつの時代でもこの種の詐欺事件は後を絶たない。
投資であるからにはリスクはつきものであり、昔からうまい話には裏がある。騙す方が悪いことは明白だが、うまい投資話に騙されない術を身につけ自分を守らなければならない。

MRI社、顧客資産1300億円消失か 監視委強制調査
(朝日新聞デジタル 4月26日21時46分配信)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304260109.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201304260109

author:辻ひとし, category:国内ニュース, 23:56
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二の部福祉のつどい総会

社会福祉協議会の職員さんによるレクチャー福祉マップづくり

夜、汐見区民館で開催された二の部福祉のつどい総会に出席する。昨年から私が会長を務めさせていただいているが、福祉委員さんや民生委員さん、区長さんらのご努力により地域に根差した活動を行っている。

今日の総会では、昨年度の活動を総括するとともに、今年度の新たな事業として、市内の福祉施設を見学させていただくなどの一日研修を行うことも確認した。また、地元の老人クラブの代表の方にメンバーになっていただき、より多くの方からご意見を集めることも了承された。
今年度も引き続き、住みよい福祉のまちづくりを進めることを目的として積極的に活動を行っていきたいと思う。

author:辻ひとし, category:地区行事, 22:35
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糸満市次世代エネルギーパーク

太陽光パネルで覆われた糸満市役所庁舎観光農園の風力発電設備の説明を受ける

資源エネルギー庁が推進している次世代エネルギーパークに認定されている糸満市庁舎と糸満市観光農園を視察する。

まず最初に糸満市役所庁舎を訪問。糸満市では、国道バイパス建設の道路法線上に位置していた旧庁舎が移転を余儀なくされた際に、省資源・省エネルギー型の対策が講じられ、防災拠点としての機能を有する庁舎建設を基本理念の一つに取り入れた。
基本方針に基づいて、市役所本庁舎の屋上と南面に合計2,536枚の太陽光発電パネルを設置し、庁舎の必要電力の約12%をまかなっているとのことだった。

次に糸満市観光農園を訪れ担当の職員さんから現地でお話を伺った。糸満市観光農園は、農業の振興と地域活性化を図るために作られた施設で、地元契約農家によってアセロラとパッションフルーツの栽培が行われ、各種ワインの製造・販売も行っている。
敷地内に3基整備された風力発電設備を観光農園内の電力や照明などに利用しているとのことだが、3基ある風車のうち1基が故障して停止していた。

太陽光発電・風力発電とも、CO₂削減効果や一般家庭への太陽光発電の普及拡大、新エネルギー施策による市の知名度アップなどの効果がある一方で、現実問題として、国の助成措置があるにせよ、導入費用が高く、かつメンテナンス費用も割高なため、費用対効果を追求するのは難しいようだ。
「地球環境と調和したエネルギーの在り方に関する国民の理解の増進を図る」という次世代エネルギーパーク本来の事業目的が市民に周知され、環境に対する意識の共有が市民と図れるようになれば、それだけでも設置した意義があるのかもしれない。

夕方、那覇空港から羽田空港経由で小松空港に戻る。最高気温27℃の沖縄本島との気温差14℃は体に厳しいものがあった。

3日間という短い沖縄滞在でしたが、那覇市、うるま市、糸満市の職員さんには大変お世話になりました。厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

author:辻ひとし, category:視察研修, 23:50
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那覇市役所新庁舎/普天間基地/海の文化資料館

【那覇市役所新庁舎】
那覇市役所でレクチャー中明るく広い那覇市役所のロビー

新政会の上出議員と古屋議員、市民クラブの川畑議員と私の4人で那覇市役所新庁舎を訪問。那覇市新庁舎建設事業について、担当の職員さんから事業のレクチャーを受ける。
那覇市では手狭なうえに老朽化して危険だった旧庁舎を解体して、その跡地に新庁舎を建設し、今年の1月から新しい庁舎で業務を開始した。新庁舎が供用されてから県内外から視察が絶えないという。

那覇市新庁舎建設事業は、総事業費が約89億円という大事業だが、PFI方式を採用せず従来型の公共事業方式を採用している。その理由として、PFI方式を採用すると地元企業の参入が難しくなることや、起債による低金利での資金調達と長期の償還期間により世代間の負担の公平化が図られることを上げておられた。
また実際の建設工事発注の際は、13の事業に分けて発注し、すべての事業において地元企業が受注したとのことで、地域経済の活性化にも寄与したようだ。

設計者選定にあたっては、公平性が保てるのと、設計者選定後、設計段階において発注者や市民の意見を盛り込むことが容易であることからプロポーザル方式を採用し、設計者選定のプレゼンテーションを市民に公開して実施したとのことだった。

新庁舎は人や環境に優しい配慮が随所に見られた。中でも建物の熱負荷を軽減する壁面緑化や来庁者に分かりやすいサイン(案内・表示)などは、坂井市役所の本庁舎や総合支所でも整備可能だと考える。
今後の議会改革に対応して設計したという議場は何とも素晴らしいの一言だったが、こればかりは(予算面で)真似できそうにない。
多目的利用が可能な1階の市民ロビーは明るく開放的で、待ち合わせに利用する市民の方もいらっしゃるとのことだ。

坂井市では今すぐ新庁舎建設という話はないが、今後の庁舎のあり方を考えていく上で大変参考になったほか、市が計画する大規模な公共事業の発注手法や設計者選定を考えていく上でも参考になった。

【米軍海兵隊普天間基地】
米軍海兵隊普天間基地米軍海兵隊普天間基地

那覇市からうるま市に移動する途中、宜野湾市にある米軍海兵隊普天間基地を嘉数高台展望台より見学する。
まさにテレビなどの報道で見聞きする通りで、私たちが見学している間も、米軍の軍用機が住宅街の真上を通って離着陸していた。その爆音は想像以上であり、住民の安心・安全を確保するためにも、普天間基地の固定化は絶対にあってはならないことを痛感した。

【うるま市立海の文化資料館】
海の文化資料館にて沖縄の伝統漁船サバニ(左)と琉球伝馬舟

午後、うるま市の海中道路の中央にある「海の文化資料館」を視察する。国内でも珍しい海の文化を中心とした資料を展示している資料館で、沖縄伝統の山原船や木造船にまつわる資料を常設展示している。また年間を通して、市民による企画展や体験教室なども開催しているとのことだった。

館内には、市の無形文化財である船大工の越來治喜氏によって建造されたマーラン船(琉球の伝統的輸送船)の大型模型や実際に使われていたサバニと呼ばれる小型漁船が展示されており、海とともに生きた先人の知恵と暮らしを見ることができる。
歴史資料館として貴重な史料を保存展示するでけでなく、学びや交流の施設としても活用しているうるま市の取り組みは、三国龍翔館や丸岡歴史民俗資料館の運営を考える上で役立ったほか、今後の坂井市の文化行政全般を考えていく上でも大変参考になった。

author:辻ひとし, category:視察研修, 22:27
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