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代表質問



午前10時から本会議。今日は4つの会派による代表質問が行われた。私は3番目に登壇し政友会を代表して坂本市長、北川副市長、川元教育長に対して8項目21点の質問をした。

本庁舎の改築に当たっては、私を含めて3つの会派の議員から質問が集中した。坂本市長からは、合併10年後となる平成28年3月に満了となる地域自治区制度に絡めて、その後の組織体制や庁舎のあり方を調査研究する検討委員会を今年度に設けるとの答弁をいただいたが、財政負担なども考慮すべき問題だけに、今後も慎重な審議が必要だと感じた。

author:辻ひとし, category:市議会, 20:03
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あい愛まつり

ミニバザー会場にてミニバザー会場にて

三国社会福祉センターと隣接する三国体育館で開催された「あい愛まつり」にスタッフとして参加する。私は体育館で行われた福祉ミニバザーを担当させていただいた。
スタッフとして参加するのは今回が初めてだが、想像以上に活気のあるイベントで、スタッフの皆さんも早朝から準備に余念がなかった。
地元の二の部地区の福祉委員さんをはじめ、多くのスタッフの皆さんのおかげで盛況のうちにバザーを終えることができた。また、会場を訪れた知り合いの方々からは「エプロン姿が似合うぞ」とエールを贈っていただいた。ご来場のお客様やスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。

author:辻ひとし, category:イベント, 22:51
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予算特別委員会



6月定例会は昨日と今日の2日間にわたって予算特別委員会を開き、今議会に上程されている補正予算案について集中審議を行った。

author:辻ひとし, category:市議会, 20:39
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かしまスポーツクラブ

鹿嶋市役所でのレクチャー風景高松緑地温水プール前で記念撮影

総合型地域スポーツクラブの先進事例調査のため茨城県鹿嶋市へ。ここは言わずと知れたサッカーJ1の鹿島アントラーズの本拠地がある市である。

今日視察させていただいた「かしまスポーツクラブ」は、茨城県初の総合型地域スポーツクラブとして平成13年5月に設立された。現在会員数は966名(大人267名、小人236名、シニア463名・5月23日現在)で、市内の高松緑地運動公園体育館を拠点として、指導者からアドバイスを受けながらスポーツを行うエリアサービス事業や同好会的なサークル活動、各種スポーツ教室などを行っている。

平成15年にはNPO法人格を取得し、市から高松緑地運動施設(体育館・プール・公園)の指定管理を受けたほか、高齢者水泳教室や介護予防運動教室、放課後児童クラブなどの受託事業を行っている。これによって、安定した収入を得ることができ、安い会費の実現や指導者の確保やクラブスタッフの継続的雇用が可能になったとのことだった。

しかしながらクラブの創立に当たっては、マニュアルが全くなかった、関係団体の理解が得られなかった、会費を徴収してスポーツを行うという概念がなかったなどの問題が生じただけでなく、市民への啓発活動も人海戦術に頼らざるを得なかったようだ。
それでも地道に説明を重ね、手探りで自主的運営に向けた組織を立ち上げ設立に至ったとのこと。クラブ創立までの厳しい道のりを語る理事長の小野さんの口調には万感の思いが込められていた。

クラブの今後の課題として、会員数の拡大とサービスの充実を上げたほか、活動施設の不足や老朽化も今後深刻な問題となってくるとの認識を示されていた。

いずれにしても、かしまスポーツクラブは、鹿嶋市にとってスポーツ活動の推進だけにとどまらず、青少年の健全育成や世代間交流、医療費の削減、高齢者の生きがいづくりなど、スポーツを通じた地域コミュティの拠点として大きな役割を果たしていると言える。
少子高齢化が急速に進む中にあって、坂井市におけるスポーツ文化を通した地域づくりや健康づくり、そして教育の視点に立った関係機関などとの連携を考えていく上で大変参考になった。

author:辻ひとし, category:視察研修, 22:37
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総合型地域スポーツクラブについて

文科省によるレクチャー(参議院議員会館にて)

政友会の4名の議員(川畑孝治議員、吉川貞明議員、小原慶之議員と私)で上京。参議院議員会館で文部科学省スポーツ指導専門官の関さんと舟木さんから総合型地域スポーツクラブについてレクチャーを受ける。

総合型地域スポーツクラブは、3つの多様性(種目の多様性、世代の多様性、技術レベルの多様性)を持ち、日常的に活動の拠点となる施設を中心に、会員である地域住民個々のニーズに応じた活動が質の高い指導者のもとに行えるスポーツクラブである。
単一のスポーツ種目だけでなく複数のスポーツが用意されていて、楽しみ志向から競技志向まで、それぞれのレベルに応じた活動が可能というのも特徴で、中には英会話やコーラス、生け花などの文化的活動を行っているクラブもあるようだ。

あくまでも地域住民に開かれた「公益」を目指した、経営意識を有する非営利的な組織であり、地域住民による自主的かつ主体的な運営が行われることが基本だ。
クラブ設立の効果としては、元気な高齢者が増えた、地域住民のスポーツ参加機会が増えた、地域住民間や世代を超えたの交流が生まれたことなどの点を指摘しておられた。

今後更に総合型地域スポーツクラブが展開されることによって、地域住民が主体的に地域のスポーツ環境を形成し「新しい公共」が実現し、運動不足の解消による過剰医療費の抑制も期待できるなど、地域におけるその役割は大きいと感じた。

author:辻ひとし, category:視察研修, 22:39
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