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- しなの鉄道「北しなの線」
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2015.05.26 Tuesday
市議会総合交通対策委員会の視察研修2日目。長野市役所を訪問し、しなの鉄道「北しなの線」について担当の職員さんからお話を伺った。
「北しなの線」は長野駅以北の県内区間にあたる信越本線の長野駅−妙高高原駅間について、北陸新幹線の金沢駅開業と同時に開業した。
長野市管内には、長野駅、北長野駅、三才駅、豊野駅の4駅があり、長野駅はJR東日本としなの鉄道の直営駅、豊野駅はしなの鉄道の直営駅、残りの2駅は長野市の受託駅になっている。また長野市管内の北長野駅と三才駅との2.9km区間において新駅設置を検討しているとのことで、需要予測や事業費の算定、費用対効果などについて検証しているとうかがった。
今後の課題としては、千曲市と同様、沿線人口の減少にともなう利用者減が避けられないことを受けて、沿線の観光やイベントなどと連携した利用促進の取り組みが必要であること、豪雪地帯を走る鉄道として厳冬期運行への対応などを挙げておられた。
また現在は採算面から、しなの鉄道からJR線への乗り継ぎ切符の取り扱いを行っていないとのことで、それが利用者の利便性低下を招いており、北陸新幹線福井延伸後の春江駅・丸岡駅での対応を考えたとき、坂井市でも重要な課題として認識しておかなければならないことを痛感した。
- しなの鉄道の取り組み
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2015.05.25 Monday
北陸新幹線の福井延伸にともなう並行在来線の三セク化についての課題調査などのため、市議会総合交通対策特別委員会のメンバーで長野県内を視察する。
1日目の今日は、金沢駅から新幹線を利用して上田駅まで行き、北陸新幹線高崎駅−長野駅間の先行開業に際し、JR東日本から並行在来線として経営移管された「しなの鉄道」が運行する観光列車「ろくもん」に乗車し千曲市に入った。
車内は全座席指定席で、カウンター席や完全個室になっている席、ソファ席など多彩な車内になっているほか、車両中央には幼児が退屈せずに楽しめる「木のプール」が設置してあり(上の写真左)親子連れが楽しんでいた。また、長野県産の食材を使った和・洋のフルコース料理をワインや地酒とともに楽しむ専用車両もあり、次回来た時はぜひその車両に乗車してみたいと思った。
「ろくもん」の停車駅では、沿線の自治体や観光協会がプラットホームで様々な温かいおもてなし企画を行っており、えちぜん鉄道や今後の並行在来線振興へのユニークな取り組みとして大変参考になった。
屋代駅で「ろくもん」から下車し、千曲市役所でしなの鉄道や千曲市の職員さんからレクチャーを受ける。しなの鉄道は、平成10年の開業当初と比べて輸送員人は減少しているものの、沿線に軽井沢などの有名観光地を抱えていることから輸送人員は1千万人を超え、平成17年度以降は黒字決算を続けている。
しかしながら、少子化による沿線人口の減少が深刻で、生活路線として維持していくことはもちろん、サービス向上や駅の活性化になどの取り組みが急務になっているとのことだった。
- 坂井市プレミアム商品券
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2015.05.24 Sunday
今回のプレミアム商品券は安倍政権のバラマキ政策である「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を当て込んだ県内自治体が横並びで行う一時的措置の側面を持つもので、一時的に消費は増えると思うが、翌年以降の反動減が懸念されるところだ。
またプレミアム商品券を購入した人が、それを日用品の購入に回してプレミアム分だけ節約した場合、消費の総額は増えず、税収の増加など財政負担に見合った効果が得られるかははなはだ疑問である。
ともあれ、厳しい経済環境のもと、消費の底上げを図る可能性は含まれており、短期の景気浮揚策としてどこまで効果があったかきちんとした検証は行わなければならないと考える。
坂井市プレミアム商品券
http://www.city.fukui-sakai.lg.jp/jigyosya/02/000/p006336.html