- 大晦日
- 2016年高校野球回顧
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2016.12.30 Friday
最近の夏の甲子園福井大会は、福井商業を除けば、ほとんどが敦賀気比か福井工大福井という私立の雄が甲子園の切符を掴んでいる。しかし、今年の夏は北陸が優勝し「三強」の一角が崩れた格好だ。福井新聞の報道にもあるように、福井県内各校の実力が伯仲してきた感じだ。中でも秋の大会準々決勝で敦賀気比を破った羽水に象徴されるように、県立高校勢の台頭が目を引く。春江工業(現坂井高校)が春の選抜に出場したのも記憶に新しい。
箱根駅伝などでもそうだが、特定の学校ばかりが優勝するというのでは競技の底辺が広がらないのではないか。来年の夏の大会では「三強」以外の高校にも大いに頑張ってほしい。地元の坂井高校にも期待したい。そして願わくば、我が母校である三国高校の42年ぶりの雄姿を見たいと思う。
上の写真は、1975年に三国高校が夏の甲子園大会に出場を決めた日の夜に三国駅前で行われた優勝報告会の模様と、甲子園で堂々と行進する三国高校ナインだ。
ちなみに当時は、福井県予選で勝ち進んでも甲子園に行くことはできず、滋賀県予選で勝ち上がった滋賀県の代表校2校と、福井県の代表校2校によるトーナメント(福滋大会)で優勝しなければ甲子園に行くことはできなかった。
北陸の優勝で「寡占状態」崩れる 2016年高校野球回顧
(福井新聞ONLINE 12月29日午後5時配信)
- 今年の漢字
- 展望なき北陸新幹線敦賀駅開業
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2016.12.28 Wednesday
今年も今日を入れてあと4日。新聞には今年一年の回顧が掲載されている。年末になって北陸新幹線の敦賀以西のルートもほほ決定した。問題はその前段のお話。北陸新幹線敦賀駅開業から北陸新幹線新大阪駅開業までの間、敦賀(というより福井駅または芦原温泉駅)から京都、大阪、名古屋へのアクセスをどうするのかだ。
フリーゲージトレインの実用化が間に合わないのは周知のとおりだ。芦原温泉駅から新幹線(多分、はくたか型各駅停車)を利用して敦賀まで行くのはいいとして、その先はどうなるのだろうか。鯖江市などが求めている福井駅発のサンダーバード号やしらさぎ号の存続が確約されている場合はいいが、確約どころか全く不透明になっているのが現実だ。
では芦原温泉駅から京都大阪方面や名古屋方面に行く人は敦賀駅で乗り換えなければならないのか。利用者にとってそれはとても面倒なことだが、まあ我慢するとしよう。で、敦賀駅で我々を待っている大阪方面行(または名古屋方面行の)在来線列車はどんな種別なのだろう。
「各駅停車か新快速で京都や大阪まで行ってください」「米原まで各停で行って米原で新幹線に乗り換えて名古屋まで行ってください」ということになるのだったら今のままか、それとも新幹線を福井駅止まりにして福井駅発のサンダーバード号やしらさぎ号を走らせたほうがまだましだ。「敦賀駅から先」について、その展望がないのが心配だ。早期の検討が必要だと考える。
- SMAP なお一層の活躍を期待する
- 坂井市内の高等学校
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2016.12.26 Monday
午前中は三国高校を、午後は丸岡高校を訪問し、来年度に予定しているそれぞれの高校での議会報告会について校長先生らと打ち合わせを行った。
実は母校である三国高校の現在の校舎に入ったのは初めてのことだ。同窓会会館である緑陵会館には卒業後何度か入ったことがあるが、本校舎や体育館に入る用事は特にないわけであり、考えてみればごく自然のことだ。
丸岡高校に至っては敷地内に立ち入ったのも初めてだ。玄関から丸岡の街並みが一望でき、丸岡城も割と近くに見ることができるのが素敵だなと思った。
これまでは全く訪れることがなかった両校だが、選挙権年齢が引き下げられ、議会報告会を通じて坂井高校も含めた三校が身近な存在になってきた感じだ。
- もんじゅの廃炉
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2016.12.25 Sunday
大学を卒業して社会人になった時、勤めた会社の上司から「仕事は迅速に。遅いことはだれでもできる。何事も即決が大事」と言われた。「そうか、実社会ではじっくりと考える時間はないのだな」と割り切って考えるようになった。
日本人のビジネス感覚が時空を気にしないものであったなら、もんじゅの廃炉はもう少し先になっていたかもしれない。いずれにしても、長年にわたり多額の資金を費やしたにもかかわらず、一向に成果の出ないもんじゅはあまりにも日本の会社風土に合わなさ過ぎた。
以前もんじゅを訪れて職員さんから話をお聞きした時、「いつか自分たちの仕事が無駄ではなかったと皆さんに言っていただく日が来ることを確信しています」と胸を張っておられたのが印象的だった。
政府の方針が理解できないのは、もんじゅを廃炉にすると言いながら、一方で核燃料サイクル政策は続けるという点だ。地元経済の失速もさることながら、若い技術者がやる気を失って流出してしまうのが残念だ。
- 聖夜